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韓流ブームに偏向しているとフジテレビを批判して物議を醸し、所属事務所を退社した
俳優の高岡蒼甫(29)が、内定していた主演ドラマから降板した。
日本テレビで10月5日スタートの 「QP」(水曜深夜0・59、初回のみ深夜1・29)で、
人気上昇中の俳優斎藤工(たくみ、30)が新たな主演として起用された。
同局は「高岡蒼甫さんは、当社のドラマ“QP”の主役に内定しておりましたが、
高岡さん サイドから“少しの間休養したい”との申し出があり、残念ながら今回は見送ることになりました」
と説明している。高岡が8月5日に舞台出演のため滞在していた米ニューヨークから帰国した後、
申し出があったという。
高岡は所属事務所を退社した後、ツイッターで「役者をやることはもう諦めてるかな」と心境をつづったこともあったが、
8月27日には「俺が役者引退したと思ってる人が多いけど事務所離れただけで
引退したことにしたい人がいるんだね」などと書き込んでいた。
ドラマは高橋ヒロシ氏の同名の人気コミックが原作。暴力の世界に身を置く男たちの生きざまを描いた物語で、
斎藤は金髪に染め、特殊メークで顔に傷をつけて役作り。「今はこの作品の後のことは一切考えていません。全てをささげます」
と意気込みを語っている。
高橋氏の「クローズ」を映画化した「クローズZERO」シリーズなどで知られる三池崇史監督が、
約3年ぶりにドラマ演出を担当。斎藤が主人公に扮した宣伝用写真の撮影も自ら行うなど力が入っている。
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