11/08/19 11:25:41.63
2010年度に沖縄を訪れた国内観光客のうち、消費単価が最も高いのは春季に訪れた
60代の8万5250円で、特に土産・買い物費がほかの年代と比べ突出して高いことが、
県文化観光スポーツ部がまとめた10年度観光統計実態調査で分かった。団塊世代の
定年退職で旅行機会が増えたことが影響しているようだ。県は60代のリピート率の
向上が消費単価を押し上げているとして、中長期的な誘客施策の必要性を挙げている。
国内観光客の旅行内容を把握して観光施策に生かす目的で、那覇空港から県外へ
出発する国内客を対象に年4回調査した。調査票を計1万2000票配布し、3737票回収した(回収率31・1%)。
年度全体で消費単価が高いのは夏季に高いシェアを占める40代の7万3941円。次いで30代の7万3307円だった。
消費単価が高いのは来訪回数5~9回の7万6328円、世帯年収1500万円以上の
8万5900円。来訪回数が増えるにつれ観光から休養へシフトし、「ダイビング」の
実施率が高くなり滞在日数が長くなるため消費単価を押し上げた。
「もう1泊長く滞在するために必要な魅力は」との問いには「今のままで十分魅力的」18・9%、
「観光メニューの充実」16・6%だった。夜間や悪天候時でも楽しめるエンターテインメントの充実を求める声も上がっている。
県が導入を検討しているカジノを含む統合リゾートの必要性について、沖縄観光に
「不要」と回答したのは66・9%に上った。理由は「沖縄観光の目的・イメージに合わない」
47・4%が最も多かった。カジノを含む統合リゾートができた場合に「行きたい」13・3%、
「行きたくない」41・4%だった。
URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)