11/08/17 22:52:54.22
”福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明”
東京電力福島第一原子力発電所事故をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を
対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で
開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断されているが、低い線量の被曝は不明な点も多く、
長期的に見守る必要がある。
検査は3月24~30日、いわき市と川俣町、飯舘村で0~15歳の子どもを対象に実施した。原子力安全委員会が当時、
精密検査が必要だと決めた基準は甲状腺被曝線量が毎時0.20マイクロシーベルト以上。1150人のうち、条件が整い
測定できた1080人は全員、0.1マイクロシーベルト以下。その場で「健康に影響はない」とする結果が保護者らに
伝えられた。ただし数値は通知されず、説明を求める声が上がっていた。
この日、説明会には、検査を受けた子どもの保護者ら約50人が参加した。対策本部原子力被災者生活支援チームの
福島靖正医療班長は「問題となるレベルではない」と説明した。
(2011年8月17日21時26分)
子どもの甲状腺の検査について国の原子力被災者生活支援チームが開いた説明会=17日午後6時41分、
福島県いわき市内、西堀岳路撮影
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