11/08/09 22:01:55.60
インターネットで、来週の某テレビ局のボイコットが呼びかけられている。「韓流ドラマばかり流している」からだそうだ。
きっかけは某俳優がネットでそうつぶやいて、「テレビ局の圧力を受けた所属事務所にクビになった」こと。圧力を裏付ける報道は
ないが、そう信じる人たちは、「韓国による日本文化の侵略に手を貸している反日テレビ局」と罵っている。
しかし、件のテレビ局が「保守愛国」新聞のグループ系列であることを考えると「反日」にはクビをかしげざるをえない。
かつて中国でも何かあるごとに「日本の文化侵略だ!」と騒ぐ人たちがいた。彼らの主張を読むと、日本は常に中国を狙っている
と信じて疑わない。社会主義思想を詰め込まれた彼らには、市場化と侵略の違いが分からないのかな?と思っていたが、どうやら
その思考方法は社会体制のせいではないらしい。
問題は「日本は中国や韓国のターゲットなのか?」である。中国や韓国が経済成長し、物理的に内部圧が高まれば当然の
ように外へ外へとモノも人も出て行く。日本もかつてそうだった。
しかし、今の中国はもうよれよれの日本を通り越してじっとアメリカを見据えている。わたしには、「侵略だ」の声は、日本がまだ
中国や韓国に注目されるはずだと信じたい人たちの自己欺瞞のように聞こえるのだが。
ソース(東京新聞 8/6付 「本音のコラム」 ふるまいよしこ氏)
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