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韓国の警察当局は4日、同国の犯罪組織がゲーム利用者の個人情報を盗む目的で、北朝鮮人ハッカー30人以上を中国で
雇い、見返りとして北朝鮮に約500万ドル(約4億円)を流していたと発表した。この問題でこれまでに15人を逮捕したとしている。
警察によると、オンラインゲームのネットワークから盗み出された個人情報は犯罪組織によって売られ、北朝鮮人ハッカーらは
売上金の55%を受け取っていた。中国での生活費なども犯罪組織が面倒を見ていたという。
韓国では今年3月に大統領府などが大規模なサイバー攻撃を受けたが、この問題でも北朝鮮の関与が疑われている。韓国の
警察によると、ハッカーらは北朝鮮で大学を卒業したエリートたちで、政府機関などのコンピューターネットワークに容易に侵入し、
情報を盗み出していたとみられる。
サイバー攻撃をめぐっては米セキュリティーソフト大手マカフィーが3日、米国政府や国連など72の国・組織に対し、5年間に
わたって過去最大規模のハッキングが行われていたと発表。専門家は一連のサイバー攻撃の背後に「中国がいる可能性がある」
と指摘している。
ソース(ロイター) URLリンク(jp.reuters.com)