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原発から100キロ…栃木の腐葉土汚染、流通先確認急ぐ
2011年7月31日8時11分
東京電力福島第一原発から100キロ以上離れた栃木県で作られた園芸用の腐葉土が、
放射性セシウムに汚染されていた問題。牛のえさになる稲わらと同じように、降り注いだ
セシウムで汚染され、それに気づかないまま出荷された。各地の自治体が流通先の確認や
検査に追われている。
腐葉土の汚染を最初に発表したのは秋田県。今月25日、栃木県産の腐葉土1袋から
1キロあたり1万1千ベクレルの放射性セシウムを検出したと明らかにした。
売られていた秋田市のホームセンターでは、翌日から返品が続いた。秋田市の無職
女性(52)が2袋を店に持参。自宅の家庭菜園でローズマリーなどハーブの栽培を
している。「育てたハーブがやがて口に入るかと思うと、心配になって返品を決め
ました」。ハーブを口にしないことにしたが、捨てるのもしのびなく、乾燥させて
室内に飾るリースを編もうかと考えているという。
ソース asahi.com
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