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中国浙江省温州市の高速鉄道事故で、鉄道当局が欠陥を指摘した信号設備を設計した中国企業「北京全路通信信号
研究設計院」が北朝鮮・平壌の地下鉄や中東、アフリカなどの鉄道建設に関わっていたことが30日、分かった。
同社は鉄道の信号や通信などのシステムを設計する企業。海外でもシステム設計を担当したとみられ、国際的な波紋が
広がりそうだ。
中国は政府主導で鉄道ビジネスの海外展開を加速。同社のウェブサイトなどによると、平壌のほかイスラム教最大の聖地、
サウジアラビア西部メッカで昨年11月に開業した巡礼者用の鉄道「メッカ・メトロ」や、イランの首都テヘランの地下鉄、パキスタン、
タンザニアなどの鉄道事業に参加していた。
同社はサイトで「中国の鉄道の安全分野をリードする企業」を自負。「積極的に国際プロジェクトに参加している」とアピール
するが、同社を含む中国鉄道企業の海外進出が今回の事故で停滞するのは必至だ。
中国メディアによると、6月に開業した北京―上海高速鉄道など中国全土の鉄道に同社設計の信号設備が採用されており、
「事故が起きた路線以外にも信号の欠陥があるのではないか」と不安が広がっている。
ソース(日本経済新聞・共同通信)
URLリンク(www.nikkei.com)