11/07/23 22:30:48.45
文部科学省と経済産業省は21日、産業界と大学界で次代を担う
リーダーの育成方法を話し合う「産学協働人財育成円卓会議」を
設置すると発表した。27日に東京都内で初会合を開く。
大学院教育の再構築や、大学の国際化などを議論。産学が連携して
取り組む人材育成の具体的な行動計画を来夏をめどに策定する。
産業界で参加するのはトヨタ自動車やパナソニック、日立製作所、
三井物産、NTTなど20社。大学側は大学院教育や国際化に積極的
な12校で、東京大や京都大など国立10校と、早稲田大と慶応大が
名を連ねた。
主な検討課題は(1)新たな価値を創造できる博士・修士レベルの
人材育成のための産学連携体制(2)グローバル人材の養成や日本人
学生の留学支援、外国人教員や留学生の受け入れ強化を通じた
大学の国際化(3)学部教育の充実―の3点。
初会合では参加企業と大学のトップが課題を討議。その後は実務者
レベルの勉強会で行動計画を詰める。文科省などは議論を踏まえて
行動計画の実現を後押しする。
円卓会議の設置を呼び掛けてきた文科省の鈴木寛副大臣は
「グローバルに活躍し、新たな価値を生み出せる人材の輩出は日本
の成長に不可欠。東日本大震災以降、オールジャパンで取り組む
必要性が一段と高まった」と話している。
日本経済新聞
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