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神戸市中央区の市立医療センター中央市民病院は20日、腹部大動脈瘤りゅう切迫破裂で
13日夜から14日未明にかけて緊急手術を受けた市内の80歳代男性を術後に
集中治療室(ICU)に運ぶ際、酸素ではなく、二酸化炭素を吸引させるミスがあったと
発表した。
男性は一度は蘇生したが、再び心肺停止状態となり、重篤という。
同病院によると、女性麻酔科医と女性看護師がボンベを取り違えた。
酸素ボンベと二酸化炭素ボンベはほぼ同じサイズだが、取り違えないように酸素が黒、
二酸化炭素が緑で色分けされている。
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