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福島県浅川町の農家が肉牛に与えていた餌のわらから、国の目安を
大幅に超える放射性セシウムが検出されたことが分かりました。
この農家からはことし4月から今月にかけて東京や横浜、千葉、仙台の食肉処理場に
42頭が出荷されており、福島県は問題のわらがどのように与えられていたか詳しく調べています。
福島県によりますと、この農家は福島県浅川町の農家で県が立ち入り検査を行ったところ、
最大で1キロ当たり9万7000ベクレルの 放射性セシウムが検出されたということです。
県によりますと、これは水分を含んだ状態に換算すると国の目安のおよそ3倍にあたるということです。
わらは福島第一原発からおよそ80キロ 離れた白河市の水田で刈り取られたもので、避難の対象地域にはなっていませんでした。
わらが与えられていた肉牛は、ことし4月8日から今月6日までに42頭が
出荷され、出荷先は東京、横浜、千葉、それに仙台だったということです。
福島県は問題のわらがどのように与えられていたか詳しく調べるとともに、
この農家に対して肉牛の出荷や移動の自粛を要請しました。
また関係する 自治体に情報を提供し、流通経路を確認するよう依頼するとともに
牛肉を回収するよう指示しました。
一方、東京都によりますと、福島県浅川町の肉牛農家から出荷された42頭のうち、
東京の食肉処理場には13頭が搬入されているということです。
また時期は、6月16日までの間に4回に分けて搬入されたということです。東京都は、
卸売業者に問い合わせるなどして、この肉の販売先や流通ルートの追跡調査をすることにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)