11/07/01 21:05:55.62
総務省が1日に発表した労働力調査によると、5月の完全失業率(季節調整値)は4.5%となり、前月に比べ0.2ポイント低下
と3カ月ぶりに改善した。「勤め先都合」による失業者数が減少したためで、総務省は「良い面も見られるが、失業者の水準は
少し高い。引き続き今後の動きを注意していく」としている。
完全失業者数(原数値)は前年同月に比べ38万人減の293万人で、12カ月連続で減少傾向が続いている。求職理由別に
みると「勤め先都合」が22万人減、「自己都合」は1万人減だった。
就業者数(原数値)は前年同月比9万人増の6019万人と2カ月連続で増加した。医療・福祉業や教育・学習支援業などで
就業者が増えた。製造業も2カ月連続で増加した。一方、卸売・小売業では減少傾向が続いている。
総務省は3月の東日本大震災発生以降、調査実施が困難となった岩手、宮城、福島の3県を除いた値を公表している。
3県が全国に占める割合は5%程度。岩手、宮城の沿岸部を除く一部地域では5月から調査を再開したが、福島第1原子力
発電所事故の影響で福島では再開できていない。
ソース(日本経済新聞)
URLリンク(www.nikkei.com)