11/06/28 18:42:59.51
●27日も平気でウソ会見した延命だけが目的の男
27日夜の記者会見で菅居座り首相が「一定のめど」の3条件を示した。
それで大マスコミは「8月退陣強まった」とまた騒いでいる。
だが、本人の口から「辞任」の言葉はなかったし、裏を返せば、
特例公債法や再生エネルギー法が成立しない限り、居座るということだ。
そもそも8月に退陣する気なら、あれこれ内閣改造で画策したり、
自民党の参院議員を引っこ抜いて野党を怒らせる必要もない。
一定のめど発言など、またウソに決まっているのだ。
この男の本音は、むしろ23日の発言にある。訪問先の沖縄でこうホザいた。
「復旧復興と原発収束に向けて、燃え尽きる覚悟で取り組んでいきたい」。
翌日にもあらためて、「燃え尽きるまで全力でやりたい」と強調していたが、
いつまで寝言を言えば気がすむのか。
復旧復興や原発収束という歴史的大仕事をやるだけの政治力もアイデアも
リーダーシップもないから、与野党から「早く退陣しろ」の大合唱なのだ。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「もともと菅首相には政治哲学もビジョンもない。原発政策ひとつ取っても、
自分がトップセールスでベトナムに売り込んだと自慢していた推進派だったのに、
一転、支持率アップ狙いで浜岡原発を止めて、今度は再生可能エネルギーに飛びついた。
その一方で、停止中の原発の再稼働を要請してみたり、アタマがおかしいのではないかと
疑ってしまうほど言動に一貫性がありません。復興への思い入れもないから
復興基本法も官僚任せ。平気で自公案を丸のみして、それを悔しがるでもない。
常にその場しのぎ政治です。延命できれば何でもいいのですよ」
被災地の復旧復興に「燃え尽きる覚悟」とまで言うのなら、焦点の復興大臣に大物を据えるのが普通。
それが、松本防災担当相の横スベリときたから、正体見えたりだ。
「菅さんは自分より目立つ人や、力のある人にはポストを与えたがらない。
だから、地味な松本さんに白羽の矢が立ったのは、当然といえば当然の結果です」(官邸関係者)
こんなことじゃ、復興庁を創設したところで機能するはずがない。退陣表明した総理に対し、
霞が関はサボタージュを決め込んでいる。そこへお飾りの軽量復興相ではアリバイ省庁で終わるのは目に見えている。
URLリンク(gendai.net)