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★オーナーが「日本一」と自賛するのも頷けるカムジャタン定食
【『黄牛(ファンソ)』の「カムジャタン定食」1200円】
URLリンク(www.news-postseven.com)
夏の暑さを乗り切るために、汗をいっぱいかきながら食べたいのが韓国料理!
……というわけでグルメ32 件雑誌『アリガット』誌の元編集長・小川フミオ氏がセレクトした
『黄牛(ファンソ)』(東京・麻布十番)の「カムジャタン定食」を紹介します!
* * *
肉+鍋の料理は、いうまでもなくうまい。そのバリエーションの多さは、韓国はすばらしく豊かだ。
たとえば、ここで紹介するカムジャタン。肉と野菜と香辛料を、とても上手に使っている。
近年日本でも人気がどんどん上がっているのもうなずける。
簡単にいうと、豚の背骨とジャガイモを、野菜と香辛料とともに煮込んだもの。
骨のまわりの肉をスプーンで削いで、スープと一緒に食べる。
ジャガイモ(カムジャ)のやわらかな甘さがよく合う。最後はご飯を投入するのもいい。
数あるカムジャタンの中でもピカイチなのが、麻布十番の『黄牛』のものだ。
下処理を丁寧にした豚の背骨、それに韓国から持ってくるシレギ(乾燥させた大根の葉)やエゴマが特徴。
唐辛子も、辛さと甘さで最高級とされるチョンヤン地方のものを使う。
「うちのカムジャタンは日本一」とオーナーのユーヒさんが胸を張るのもわかる。
元気が湧いてくる料理。暑さを乗り切るのに、韓国のパワーをもらおうではないか。
■『黄牛(ファンソ)』の「カムジャタン定食」1200円
【住所】東京都港区麻布十番2-12-10
【営業時間】11時半~23時半(LO)、ランチは11時半~17時
【定休日】無休(年末年始を除く)
【カード】可(ただし1000円から)
東京でも本場の料理が食べたい、と韓国人オーナーが2008年にオープン。
黄牛とは韓国をはじめ、中国や東南アジアで飼育されている牛。奉仕のシンボルなのだとか。
カムジャタンは、夜は大きな鍋で食べることもできる(2~3人前で3500円)。
夏には、フルーツなども使う韓国風のかき氷も提供される予定。これも暑いときにうまい。
※週刊ポスト2011年7月8日号 URLリンク(www.news-postseven.com)