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サクランボ生産量日本一の山形県が、今年は東日本大震災と福島第1原発事故の
風評被害で苦戦している。サクランボ狩りシーズンを迎えるのに、ツアーの予約が入らず、
関係市町村などは「オール山形」でキャンペーンを展開する。
「10日ごろからサクランボ狩りを始めるが、予約の出足が悪い。例年の半分以下になるかも…」。
山形市の「やまや園」のオーナー、佐藤辰弥さん(58)は顔を曇らせた。
果樹農家の多くは、サクランボの収入がなければ生活が立ちゆかなくなる。放射性物質の
数値を左右する風向きが気になるという佐藤さんは「放射能ばかりは対策のとりようがない」と
話す。昨年の市町村別のサクランボ園の客数が県内一の寒河江市でも、バスツアーに
力を入れてきただけに打撃は大きい。
市町村で構成する「やまがた広域観光協議会」は、2人以上で来園すると1人分が
無料になる招待券を用意するなどして集客策を強化している。
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