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菅直人首相(64)周辺が、仙谷由人官房副長官(65)に「ハメられた」と激怒している。
仙谷氏や主要閣僚、党幹部が、いつの間にか「今月中か7月上旬を軸にした
早期退陣→自民党との大連立」へ突っ走っているためだという。
鳩山由紀夫前首相(64)をだまして、「ペテン師」と罵倒された御仁が、
何をか言わんやだ。菅首相が「8月まで」の延命にこだわる背景に、一連の流れを主導する仙谷氏への
嫌がらせという面もあるとしたら、あまりにも小さい。
「主要閣僚や党執行部も共犯なのに、うまく立ち回られて菅首相だけが『鳩山氏をだまし、
延命を図った権力亡者』とのイメージが定着してしまった。完全に晩節を汚された。
ハメられた。菅首相も同様の考えのはずだ」 菅首相側近は、こう恨み節を漏らした。
この側近によれば、内閣不信任案が否決された2日、仙谷氏に近い枝野幸男官房長官や
安住淳国対委員長は「早期退陣を明言したら、国会が立ちゆかない」と菅首相に進言。
菅首相はこれを踏まえて続投宣言をした。
しかし、鳩山氏が、菅首相を「ペテン師だ」と断罪するなど旗色が急激に悪くなると、
4日には主要閣僚や党幹部が早期退陣に触れ始め、自民党などとの大連立の動きが加速している。
側近は「菅首相は鳩山氏の言うとおり、6、7月の退陣でもいいと思っていたが、枝野氏らの進言通り、
一度続投を言ってしまった。これで、周囲が菅首相の外堀を埋めて退陣に追い込まれる構図ができてしまった。
絵を描いたのは仙谷氏ではないか」と話した。
仙谷氏が、自民党の大島理森副総裁を交渉相手に「菅抜き」の大連立を模索してきたことから
菅首相の仙谷氏に対する不信感は高まっていたが、両者のスケジュール感は、ここへきて完全にすれ違ってきている。
仙谷氏は6日、BS11の番組で菅首相の退陣時期について「2011年度第2次補正予算案の骨格と
特例公債法案の成立で与野党で内々の合意ができたころ」と述べ、合意は「早いほうが良い」と述べた。
仙谷氏周辺は「自民党が大連立の条件にしている6月末の退陣を目指している」と断言した。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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