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与野党対決となった青森県知事選(6月5日投開票)で、「原子力問題」が争点として
今ひとつ盛り上がっていない。県内には原子力発電所や核燃料サイクル施設が
集中しているため、東京電力福島第1原発の事故は選挙戦を直撃するだろうとの
観測もあったが、そんな空気はない。原子力をめぐる地元事情は複雑に絡み合っていて、
現職だけでなく、民主党推薦の新人にも「物言えば唇寒し」が広がっている。
「『凍結』ってどういう意味? 原発を止めるということ?」
新人の山内崇氏(56)=民主、国民新推薦=の選挙事務所には、こうした
問い合わせ電話がかかってくるという。
これまで原発推進を公言し「原発を争点にする気はまったくなかった」(陣営)という山内氏。
だが、福島の事故を受けて方針を転換した。そこで打ち出した新たな公約は「原発新設凍結」。
ところが、この「凍結」という言葉に関係者が敏感に反応し始めた。
県内の原発は現在は東通(ひがしどおり)村の1基(定期検査中)だけだが、
同村と大間町に2基が建設中。さらに東通村ではもう2基計画されている。六ケ所村には
核燃料再処理工場がある。いずれも下北半島に集中している。
民主党県連幹事長の松尾和彦県議が説明する山内氏の「凍結」の意味はやや複雑だ。
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