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福島の保護者ら約500人がきのう(2011年5月23日)、文部科学省を訪れて校庭使用に関する
放射線量の暫定基準、年間20㍉シーベルトの撤回を求めた。「福島の子どもを守れ」
「モルモットにするな」などのプラカードがあった。
この暫定基準をめぐっては、小佐古敏荘・東大教授が内閣官房参与を辞任、
「年間20㍉シーベルトは大変高い数値で、これを子どもに当てはめるのは、
学問上の見地からも認めることができない」と述べて注目された。
福島原発の事故の前は、年間に浴びてもよい線量は1㍉シーベルトだっだが、
事故のあと政府は緊急時の指針として、もともとあった国際基準の上限(20㍉シーベルト)をもって安全とした。
小佐古教授は「下限にすべき」との主張だった。
実のところ、人体への実際の影響ははっきりしないが、福島では「福島の人たちを
(地元に)いさせるために基準を引き上げた」と受け止められている。
危機感をつのらせた保護者が行動を起こしたのだ。
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「いいという人もダメだという人もいる。
しかし、内閣参与やめたときの問題提起に政府は答えていない」
リポーターの所太郎は「お母さんたちは安心を求めている。なぜ年間20㍉シーベルトを
子どもに適用したのか、被曝低減措置を国にやってもらいたい。訴えはこの2つ」という。
その母親の1人に司会の羽鳥慎一が電話で聞いた。
「おびえながら暮らしているのに、東京まで行かなければならないとは悲しいですよ。
子どもたちは毎日校庭で運動していて、国の数値以下だからと被曝させられています。
普段は、窓を開けないで、福島産の野菜をできるだけ食べさせないようにして、帽子やマスクなどさせています。
県のアドバイザーは安全だというのですが、調べてみると20㍉シーベルトは原発で働く人たちの
レベル。私たちも努力しますけど、お力を貸していただきたい」母親はこう話した。
舘野「子ども手当だなんだと子どもを大事にしているといいながら、同じ文科省が
これでは。5年10年経って問題が起っても、責任はだれが負うのか」
気持ちはわかるが、お母さん、「福島県産の野菜を食べさせない」というのがどうしてもひっかかるんですがねぇ。
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