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大震災の翌日に福島第一原発の1号機に東京電力が最初に行った海水の注入について、
政府関係者らが、官邸の指示で中断した、としている問題で、政府と東電の原発事故統合本部は
「事実に基づいていない」と反論しました。
「海水注入の事実そのものを官邸としては全く把握をしていなかった。
総理も海江田大臣も水を止めるということについては指示をしていない」(細野豪志首相補佐官)
福島第一原発1号機への海水の注入は、3月12日の午後7時4分から始められ、
7時25分に中断。その後、8時20分に再開されました。
この間の経緯について、原発事故統合本部は、「海水の注入開始自体が官邸には報告されていなかった」
として、官邸の指示で止めることは起こり得なかったとの認識を示しました。
その上で、当時官邸では、原子力安全委員会の斑目委員長から、海水を注入した場合
「再臨界の危険性がある」との意見が出され、これを聞いた東電の担当者が本社に伝えたことから
注水の停止につながった、と説明しました。
「少なくとも私の指示で再臨界の危険があるからやめた方がいいという発言は絶対しないと思います。
もしそれをしていたら、私がいかに原子力の知識がないかということになってしまう」
(班目春樹原子力安全委員長)
しかし、斑目委員長自身は21日夜、JNNの取材に対し、統合本部の説明を真っ向から否定していて、
官邸の指示で海水注入を停止したという関係者の話に加え、新たに食い違いが表面化しています。
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