11/05/21 09:39:58.45
厚生労働省が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」の放射能検査を東日本の14都県に求めた問題で、
神奈川、埼玉、栃木の3県は19日までに、検査をしない方針を決めた。
静岡県の 川勝平太知事も18日、検査要請に応じないと表明しており、産地自治体の反発が広がっている。
荒茶は生茶葉に比べ放射性セシウムは5倍以上に濃縮されるが、厚労省は生茶葉、
荒茶とも1キロ当たり500ベクレルと同じ暫定規制値を設定している。
「足柄茶」の産地である神奈川県は「今の規制のままでは、生茶葉で規制値を下回っても、
加工段階の荒茶では上回るという矛盾が生じる。湯に溶けだすセシウムは生茶葉の数十分の1で、
飲む状態に合わせた規制値に改定すべきだ」と指摘、新たな規制値が示されるまで荒茶の検査は実施しない意向だ。
「狭山茶」で知られる埼玉県も 「現在の荒茶の規制では茶の産地は壊滅する」としている。
「奥久慈茶」などで知られる茨城県は最終方針を決めていないが、
19日時点で検査に応じていない。
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【原発問題】 農産物の放射性物質検査、3割の市町村未検査 最も多いのは埼玉県で、64市町村中51市町村で未検査
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