11/05/18 00:54:39.52
☆止まらぬ過疎化、県内限界集落91に 06年比34増、県が危機感☆
[2011年05月17日 12:37]
県内で高齢者の人口が半数以上を占める集落は91あり、2006年時点と比べ、34集落
増加したことが県市町村課などのまとめで分かった。高齢化や人口減で冠婚葬祭など
長年続いてきた住民同士の助け合いが困難になっているこうした地域は一般的に「限
界集落」と呼ばれ、うち「10年以内に消滅」の可能性がある集落は4集落、「いずれ消滅
の可能性」は25集落だった。県は「深刻化する過疎化に歯止めがかからない」と危機感
を募らせている。
10年4月1日現在の状況をベースとして総務省と国土交通省が合同で過疎地域に指定さ
れている県内20市町村(集落総数1644)を対象にアンケートした。その結果、集落の人口
に占める65歳以上の高齢者の割合が50%以上だったのが91集落あった。県統計企画課
によると、県内全域で人口に占める65歳以上の割合は年々、増加しており、09年は27.3%。
1975(昭和50)年の10.1%比べ、17.2ポイント増えている。
集落の地域別内訳は、村山(村山、尾花沢、西川、朝日、大江、大石田の2市4町)が40集
落で最多。次いで置賜(川西、小国、白鷹、飯豊の4町)が23集落、庄内(鶴岡、酒田、庄内
、遊佐の2市2町)が16集落、最上(最上、舟形、真室川、大蔵、鮭川、戸沢の3町3村)の12
集落となっている。「10年以内に消滅」の可能性がある集落は村山地域に1集落、置賜地域
に3集落だった。
前回調査では県内で過疎地域に指定されていたのは18市町村。今回の調査で新たに村山
市と遊佐町が追加された。同課は「前回の結果と単純比較はできないが、村山市と遊佐町
が加わっただけで急増したとは考えられない。県内全体で過疎化が進んでいる表れだろう」
と分析する。深刻化する過疎化に歯止めをかけるため、過疎地域に指定された市町村は交
通弱者の救済を目的に路線バスの維持やデマンド交通の整備、さらには医師の確保などに
取り組んでいる。
昨年4月に過疎法が改正され、7割が交付税で措置される過疎債の用途がハード事業のみか
らソフト事業にも拡大。県は「有利な過疎債を積極活用し、集落に住んでいては生活が成り立
たないお年寄りの不安を解消し、住み続けることができる支援を進めていきたい」としている。
◆限界集落 高齢化や人口減で、冠婚葬祭や森林の維持管理など長年続いてきた住民同士
の助け合いが困難になっている集落。おおむね大字や字単位での集合体を指す。無人化して
消滅すれば、山林や農地が荒廃したり、鳥獣害が増加するなど地域社会に影響が及ぶとされ
る。一般的には高齢者人口が半数以上を占めている場合を指すが、公式の定義はなく「限界
集落」と呼ばれることに抵抗を感じる住民もいる。
▽ソース:山形新聞
URLリンク(yamagata-np.jp)