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世界最大手の交流サイト、米フェイスブックが、ネット検索大手の米グーグルの新サービスの批判記事をメディアやブロガーに書かせるよう米大手PR会社に依頼していたことがわかった。
自らは表に出ずにライバルを攻撃しようとしたとして、フェイスブックの手法に疑問が出ている。
米メディアによると、PR会社は今月初め、USAトゥデーなど複数のメディアに、グーグルの「ソーシャルサークル」がいかにプライバシー侵害であるかの記事を書くよう依頼。
また、著名なブロガーにも記事の執筆を促し、「ワシントン・ポスト紙などに載せる手助けをしたい」と働きかけたという。
ソーシャルサークルはグーグルのメールサービス「Gメール」の利用者が、連絡先に登録した友人のフェイスブックやツイッターの利用状況を一覧できるサービスで、今年本格導入。
友人がネットで他のどんな人とつながっているかまで簡単に知ることができる。
フェイスブックは実名での交流が特徴で、世界で5億人以上の利用者を抱える。利用者間の「つながり」の情報は重要な「経営資産」に当たり、ライバル社の利用に神経質になったと見られる。
同社の広報担当者はPR会社への依頼を認めた上で、「フェイスブック上の情報の収集・利用を人々が認めていないことを、第三者に検証してもらいたかった」と朝日新聞の取材に語った。
プライバシーをめぐっては同社も、個人情報の広告主への提供のあり方などをめぐり批判されてきた。(ロサンゼルス=藤えりか)
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