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仮設住宅の建設が、宮城県内各地で進められていますが、仙台市が、先月１回目の募集を
行ったところ、２３３戸の募集に対して、２８件しか応募がありませんでした。
市は入居条件が厳しかったためとみて、条件を緩和して改めて募集することにしています。
仙台市は、震災で自宅を失った人たちのために、当面、１５００戸の仮設住宅の建設を
進めていて、先月、１回目の入居の募集を行いました。募集の対象は市内の太白区に
建設している２３３戸でしたが、２８件しか応募がなく、さらにそのうち３件も応募のあと
入居を辞退しました。応募が少なかったことについて、仙台市は、仮設住宅でも地域の
コミュニティーを維持するため、１０世帯以上集まらないと応募できないとした条件が
被災者にとって厳しかったことや、太白区が津波の被害の大きい沿岸部から遠く、
被災者にとって不便な面もあることから敬遠されたことなどが原因とみています。
このため、今後は１世帯だけでも応募することを認めるなど、条件を緩和して募集する方針で、
若林区や宮城野区で建設が進められている仮設住宅を含めて、連休後に２回目の募集を
行うことにしています。
*+*+ NHKニュース +*+*
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