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計画停電に負けるな―。大型店が半日営業を強いられているなか、前橋市千代田町や本町、
三河町の中心商店街がふんばっている。まちなかを歩いた。
「呑竜仲店(どんりゅうなかみせ)」は、終戦直後の闇市がルーツの8店の商店街。
17日夕、停電が終わって照明がつくと、飲食店「ヤギカフェ」オーナーの
清光美郷(せいこう・みさと)さんが、ドアを開けてドラをたたき、商店街に通電再開を伝えた。
ドラは、清光さんが収集している民族楽器のひとつ。「こんな使い方をすることになるとは
思わなかった」。夜の停電時は閉店する。
居酒屋「集い屋」は、夜の停電時もカウンターやテーブルにたくさんのろうそくを
並べて営業している。18日の初の夜間停電時は、ふだんとは異なる店の雰囲気に
常連客らはやや興奮気味。三河町の居酒屋「にんにくや前橋店」は、停電になると
自家発電機を使い、店の照明の一部をともしている。
東北の食材を積極的に使おうとする店もある。
飲食店「カフェ和坂(なごみざか)」は26日、宮城県・登米地方特産で、麩(ふ)を
油で揚げてつくった油麩(あぶらふ)とネギをごはんの上にのせ、卵とじで食べる
油麩丼をランチメニューにした。オーナーの吉羽清子さんは「定番のメニューに
しようかと思う。東北の食材を使うことが復興の手助けになる」。
*+*+ asahi.com 2011/03/29[07:24:21.50] +*+*
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