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〈東ニ病気ノコドモアレバ/行ッテ看病シテヤリ/西ニツカレタ母アレバ/行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ…〉
「雨ニモマケズ」で知られる宮沢賢治の詩が共感を呼んでいるらしい。言わずもがな賢治は
岩手県で生まれ暮らし、後世に語り継がれる数々の作品を残した人物である。
被災地出身の偉人であることに加え、その尊い精神を今こそ重ね合わせ、苦難を乗り越えようとの
思いが広がっているのだろうか。震災後には著名な俳優がこの詩を朗読し、「Kizuna」を
訴える動画サイトまで立ち上がり、賢治の作品に触れる機会が増えたような気がする。
冒頭の一節に引く支え合いの精神は、いまなお避難生活を強いられる被災者にとっても
心の拠り所(よりどころ)になっているに違いない。
津波で壊滅的な打撃を受けた宮城県南三陸町の避難所では、被災後すぐに配食や給水、
トイレ掃除などを分担した。自衛隊のヘリが運んで来た救援物資も必要以上なら
「隣の避難所に回して」と快く返品し、体調を崩したお年寄りがいれば、中学生たちが
介護を買って出る。
*+*+ 産経ニュース 2011/03/27[22:37:23.63] +*+*
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