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【ワシントン共同】米原子力規制委員会(NRC)のヤツコ委員長は16日の上院公聴会で、火災が発生した
福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールについて、大部分の水がなくなっているとの見解を示した。
同プール内の水が失われると燃料棒がむき出しになり、放射性物質の放出が加速される可能性がある。
委員長は原発事故に関し「事態が悪化している」と指摘。こうした認識が、原発から80キロ圏内に滞在する
米国民への避難勧告につながったとした。
NRCは現場に専門家を派遣している。委員長は「情報は限られているが、信頼できる情報を提供するよう心掛
けている」と強調した。
▽東京新聞(2011年3月17日 08時18分)
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