11/03/05 14:41:28.50
市販のDVD映像ソフトをパソコンでコピーして楽しんでいる人は少なくないだろう。
しかし、これまで合法だった市販のDVD映像ソフトに掛けられている CSSなどの
コピー防止機能を解除して複製する行為は、2012年1月以降は違法となる可能性が高い。
「アクセスコントロール回避規制」と呼ばれる制度の見直しが検討されており、著作権法や
不正競争防止法(不競法)といった法律の改正案が、順調にいけば2011年の通常国会で
成立する見込みだ。
◆保護対策を拡大
アクセスコントロール回避規制は、不正コピーや不正アクセスの防止機能を破って映像や
ゲームソフトのプログラムなどを複製するのを規制する法制度。主に著作権法と不競法で
規定されている。従来は規制が過剰にならないよう、規制対象を限定して運用されていたが
ニンテンドーDSのソフトを不正コピーして遊べるようにする“マジコン”(マジックコンピューター)が
広がったことを契機に、規制強化されることになった。
従来の著作権法の保護対象は、不正コピーを防ぐ“技術”(コピーコントロール技術)のみ。
例えば音楽CDの「SCMS」、地上デジタル放送の「ダビング 10」などがこれに当たる。一方、
DVDのCSSなどの暗号は、データ解読を困難にすることでDVD映像の無断視聴などをさせない
という解釈で、不正アクセスを防ぐ技術(アクセスコントロール技術)に分類されていた。
著作権法ではコピーコントロールの回避による無断複製を禁じているが、アクセスコントロールの
回避による無断視聴は著作物の複製と直接は関係ないとして、今までは規制していなかった。
今回の改正では、技術に加え“機能”にも着目し、実質的に不正コピーを防ぐ目的で実装された
機能であれば、同法の保護対象に含める。CSS解除機能を持つ機器やソフトの輸入・販売や
サービスの提供などが禁止される。個人がこうした機器やソフトを使いCSSを解除する行為も、
営利目的でなければ罰則は適用されない見込みだが、違法となる。
不競法でも規制対象を拡大する。同法は著作権法と異なり、以前から不正アクセス/不正コピーの
両方とも対象だったが、それらを解除する機能“のみ”を備えた機器やソフトなどに限定していた。
このため、例えばマジコンに音楽再生機能を付けて規制を免れようとするといった事例が見られた。
今回の改正では規制対象を広げ、抜け穴をふさぐ。
>>2以降に続く 1/2
****2011年3月3日 日経パソコン 2011年2月28日号****
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