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名古屋市大教授ら論文で不正か 画像を大学が調査
発毛や育毛の研究で知られる名古屋市立大大学院の教授らが発表した17の論文で、画像データを不正
流用したり、パソコンで加工した画像を使ったりした疑いがあるとして、市立大が調査を始めたことが3日、
大学関係者への取材で分かった。
不正が指摘されているのは大学院医学研究科の男性教授(57)と、同じ研究室の准教授(43)ら。共同通信の
取材に、教授は「大学側の調査結果を待ちたい。今はコメントできない」と、不正行為の有無について明言を
避けている。
大学関係者によると、教授らは1997~2011年、学術誌に発表したアミノ酸などに関する論文で、顕微鏡で
撮影した細胞の写真について、大きさを変えたり、中心をずらすなどして複数の論文に不正に流用していたと
みられる。
幾つかの画像には、パソコンで加工した形跡があるほか、別の研究者が発表した論文から盗用した疑いが
あるものも含まれていた。こうした不正の疑いは28カ所あった。
教授はトウガラシやワサビの成分が持つ育毛効果などを研究。05年まで熊本大医学部に所属していた。
熊本大は名古屋市立大から照会があれば、協力したいとしている。
ソース
URLリンク(www.47news.jp)