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韓国の若手人気歌手パク・ヒョンビン(28)が2日、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで、日本演歌界で最大のイベント
「にっぽん演歌の夢祭り」に出演した。「トロット」と呼ばれる日本の演歌に似た大衆楽曲の歌手だが、現在のK-POPブームに
乗って、4月6日にシングル「シャバン シャバン」で日本デビューする。
約2万人の演歌ファンの前で、きらびやかなスーツのヒョンビンは、日本ではなじみの薄い韓国演歌のトロットを熱唱した。
観客からは、五木ひろしや森進一、杉良太郎にも負けない大きな拍手を受けた。「韓国でデビューした時を思い出すほど、
緊張しました。でも、皆さんが温かく迎えてくれたので、気持ちもほぐれました」。母国で「トロット王子」と呼ばれる男は、
屈託のない笑顔で声援に応えた。
K-POPブームの勢いが増す中、ついに若い韓国演歌歌手まで登場した。日本では、70年代から活躍してきたチョー・
ヨンピル(60)と、この日も出演したキム・ヨンジャ(52)が有名だが、近年、日本では韓国演歌を耳にする機会が少なくなっていた。
その風穴を日本デビュー間近のヒョンビンがあけようとしている。「(BIGBANGやKARAら)僕の後輩のK-POPグループたちが、
先に活躍してくれているので、1人で来日してもさみしくない。韓国には、こんな歌謡曲もあるんだと、日本の方々に紹介していきたい」。
日本には、ヒョンビンがブレークする下地がある。数年前から始まった韓流ドラマや韓国人俳優の熱狂的なファン層は、演歌ファン
と同じく中高年齢層だ。ヒョンビン自身もファン獲得のターゲット層と合致するため、1日平均6時間の日本語学習を欠かさない。
「毎日ベンキョー。頭がフクジャツ(複雑)ダァー」とつぶやいて、笑わせた。
デビュー曲の「シャバン シャバン」の意味は、キラキラ輝く。「僕も彼らのように、日本でソロコンサートができるほどに、シャバンシャバン
したいね」。大先輩五木、ヨンジャと記念撮影をすると、大みそかの大舞台、NHK紅白歌合戦での再会を大きな目標に掲げていた。
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