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高騰した中国の不動産価格が下落に転じている。「バブル崩壊」を懸念する声もあるが、中国の専門家の間では、価格上昇に
ブレーキをかける政府の抑制策が市場に浸透し始めたとの見方が支配的だ。
不動産価格の高騰には、「カネ余り」から投機目的の資金が流れ込み、価格を一気に押し上げたという背景がある。これが
低所得者層向けの住宅不足をも招き、広がる貧富格差に庶民は不満を鬱積させている。
このため当局は、上海や北京などで住宅購入制限に踏み切るなど、価格の抑え込みに躍起だが、不動産市場の活況が建設
など関連業界を牽引(けんいん)してきた側面もある。バブル崩壊を回避しつつ、経済構造の抜本調整ができるか? 中国政府は
なおも難しい舵取りを迫られている。
ソース(SankeiBiz) URLリンク(www.sankeibiz.jp)
写真=上海の中心部にある高級マンション群。高騰した中国の不動産価格に陰りが見え始めている
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