11/02/17 00:53:24
再び解散危機を迎えた韓国の5人組「KARA」。
メンバーのうち、スンヨン(22)、ニコル(19)、ジヨン(17)の3人は、
月給が1人たったの14万ウォン(約1万円)だった-として所属事務所DSP
メディアを相手に、専属契約の無効を求める訴えをソウル中央地裁に起こしている。
DSP側は「3人の一方的主張」と反論するが、韓国芸能界のギャラの実態は、
いったいどうなっているのか。
再び平行線をたどり始めた“KARA造反組”と所属事務所。
3人はギャラ以外にも、日本の活動に関して「通訳を付けず放置された」など
不満を爆発させ、もはや感情的にももつれて収拾がつかない状態だ。
「あれだけ稼いで月1万円というのが本当なら確かにヒドすぎる。ただ、私が
取材した過去の芸能人の“奴隷的な契約”を振り返れば、あり得ない話ではない」
そう明かすのは芸能評論家の肥留間正明氏。“韓国四天王”として知られるある有名
俳優の場合、オーディションに合格し新人としてテレビドラマに出た際のギャラが
週2本で2~3万円程度。
1年経って名が知れ渡って、やっと1本5~10万円になったという。
「韓国のプロダクションは5年以上の長期契約が当たり前。“年季奉公”が明け、
独立してからやっと稼げる。『何人もの“予備軍”を育てる経費がかさむのだ』
というのが事務所側の論理です」(肥留間氏)
一方で、上昇志向が強い韓国では“ステージパパ・ママ”の気合の入れ方がハンパではない。
「田畑を売って、中高生時代から整形手術を受けさせるなど、子供の夢にかける“投資”は
惜しみない。いったん売れると、郷里から親・兄弟はもちろん親類縁者がどっとソウルに
押しかける。ギャラにも注文を付け始める」(韓国通の芸能ジャーナリスト)
KARAのトラブルは氷山の一角なのか。
「日本の歌番組やバラエティーで共演者のギャラを知って“耳年増”になったのかもしれない。
日本のプロダクションも財布のヒモは固いが、給料制の新人だと5~10万円はもらうし、
顔が売れていれば遊園地のイベントなど個人営業で1回20万円ぐらいのとっぱらい
(当日払い)は見込めますから」(肥留間氏)
急激に日本で売れたことが、かえってアダになりそうな雲行きだ。
▼ZAKZAK [2011.02.16]
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▽写真=左からハラ、スンヨン、ギュリ、ニコル、ジヨン。カラ騒ぎではなかった!?
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