11/02/16 00:53:27
菅直人首相は、民主党の小沢一郎元代表処分という政権浮揚の「最後のカード」を
切ってしまい、完全な手詰まりに陥った。
小沢氏に対する「党員資格停止」という一番軽い処分は「甘すぎる」と野党を勢い
づけて不発。
社会保障と税の一体改革も平成23年度予算案の円満成立も展望が立たず、民主党
内の対立も激化するばかり。
頼みの国民からはそっぽを向かれて内閣支持率は低落している。
首相官邸内からも黄昏(たそがれ)を迎えた政権の前途を悲観する声が漏れだした。
「これで菅政権が終わっちゃうのか、という感じだ…。十数年前の菅さんは輝いて
いたんだが」
首相周辺はこう率直に語る。
報道各社の直近の世論調査で、内閣支持率が産経新聞20・7%(前月比7・6
ポイント下落)、NHK21%(同8ポイント)、共同通信19・9%(同12・
3ポイント)と軒並み過去最低を記録しているからだ。
支持率は、鳩山由紀夫前首相が退陣する直前の数字とほぼ一致する。
もともと小沢氏のように党内に手足となる勢力を持たない首相にとって、国民の強い
支持は政権運営上、不可欠だった。
支持率が低迷すれば、党内もまとまらず、野党の姿勢もより強硬となるのは必然だった。
(>>2以降につづく)
▼MSN産経ニュース [2011.2.15 22:37]
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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▽写真=衆院本会議に臨む菅直人首相=15日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
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