11/02/15 06:36:27
こころを救う:心身合併症急患、茨城・土浦でも通院女性死亡
◇腸閉塞、内科・精神科連携できず
茨城県土浦市で09年3月、長年精神科病院に通院していた女性(当時49歳)が腸閉塞(へいそく)などで
死亡した。連日嘔吐(おうと)して内科診療所に行ったが、精神科の受診歴を理由に診察を断られ、精神科
病院で応急処置したものの、体の病には気付いてもらえなかった。地元の精神障害者支援団体などは
「精神障害と身体疾患の合併症患者を受け入れる総合病院があれば助かった可能性がある」と指摘する。
身体疾患のある精神障害者を巡っては、腸閉塞を発症した東京都東久留米市の統合失調症の男性
(当時44歳)の救急搬送先が見つからず死亡した問題が明らかになったばかり。
土浦市の女性は20代半ばから、理由なく父親を激しくののしるようになった。精神科病院を受診し、向精
神薬の服用を続けたが、症状は改善しなかった。
両親は09年1月、別の精神科病院に入院させたが母親(75)に何度も「帰りたい」と訴え、3月6日に一時
帰宅。約1週間後、女性が嘔吐し、2、3日たっても続いた。母親は3月半ばに内科診療所に連れて行った。
母親が医師に既往症を説明すると「精神科にかかっていた患者さんは分からないことがあるので診察でき
ない」と言われた。母親は救急病院の受診も考えたが、精神障害者支援団体の仲間から「あそこは精神科の
患者を断る」と聞いていたため見送ったという。
▽ソース
URLリンク(mainichi.jp)
▽関連リンク 東京福祉保健局HP「東京都老人性認知症専門病棟別入院待ち状況」
URLリンク(www.fukushihoken.metro.tokyo.jp)
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