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35万部を突破したベストセラー『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』
著者として知られる産婦人科医の宋美玄氏。
彼女が今回、講義するのは乳房の愛撫術である。
* * *
多くの男性が誤解していますが、実は「乳房」は、女性にとってそれほど感じ
やすいパーツではないのです。
性感帯は人によってそれぞれですが、一般的に性感帯となりやすいのは、
「神経が多く通っている部分」です。
乳房は9割が脂肪、残りは乳腺というもので成り立っています。
神経の数は、身体の他のパーツと比べても決して多くはありません。
そのためいくら強く鷲掴みにしたところで、女性にとってはたいした快感とは
ならないのです。
私の説明に「そんなことはない! 乳房で感じる女性は大勢いる」と反論したく
なる男性も多いかもしれません。
確かに、神経が少ないパーツであるにもかかわらず、乳房を男性に触られること
で快感を感じる女性が多いのも事実です。
その理由は2つあると考えられます。
一つは精神的なもの。男性から愛情を受けていると実感できることで、精神的な
充足感を得られると考えられます。
もう一つの理由が、「乳首への愛撫を予感させる」ということです。
神経が少ない乳房とは対照的に、乳首は神経が密集していて非常に敏感なパーツ
であるといえます。
この乳首をそろそろ触られるのではないか―その「予感」が、本来鈍感な乳房
への愛撫を、官能的なものにしているわけです。
ですので、乳房の愛撫でもっとも重要なことは「焦らし」であるといえます。
乳首は勃起した状態のほうが神経終末(神経繊維の末端)の密度が高まり感度が
アップするので、それまではあまり触らないようにします。
まずはじっくりと、周辺から愛撫をしていきましょう。
※週刊ポスト2011年2月18日号
▼NEWSポストセブン [2011.02.13 17:00]
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