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毎日.jp
岡本ホテル:「5年でつぶす」大東容疑者、募集直後周囲に
岡本ホテルグループが運営する会員制リゾートクラブ「岡本倶楽部(くらぶ)」を巡る組織的詐欺事件で、逮捕された元オーナー、
大東(おおひがし)正博容疑者(59)が会員権商法を始めた直後、「5年でつぶす」などと周囲に話していたことが関係者への取材で
分かった。警視庁などの合同捜査本部は、大東容疑者が当初から事業の破綻を見越し、短期間に組織的に預託金をだまし取ろうと
していたとみている。
岡本倶楽部は「無料で温泉ホテルを利用でき、5年後には預託金を全額返金する」とうたい、05年4月から会員を募集した。
関係者によると、大東容疑者は06年春ごろ、グループ幹部の山脇一晃容疑者(56)に「岡本倶楽部は何年も持たない。5年で
つぶすつもりだ」などと話したという。山脇容疑者は「それまでに集めた金で別の商売を始めればいい」と応じていたという。
捜査関係者によると、岡本倶楽部は大東容疑者の発案。経営権を握った静岡県熱海市の老舗「岡本ホテル」でコンパニオンに
よる接待付きの宴会サービスを始めて客を集めたが、風営法違反容疑で静岡県警に摘発されるなどしたため、会員権商法に
切り替えたという。5年後に元本を全額返還するとの勧誘方法や宿泊ポイント制度も大東容疑者のアイデアだった。
会員を集める際には、大東容疑者らが勧誘マニュアルを作成し、役割を分担した。人を雇って無作為に電話をかけ、「老舗ホテルの
会員制クラブです」「熱海で一番の稼働率を誇っています」などと営業。住所を聞き出すと、無料宿泊体験に誘うパンフレットを送ったり、
営業担当者を赴かせるなどしていた。
山脇容疑者は逮捕前、取材に「無料宿泊体験者のチェックアウト時に勧誘すると、すぐに(会員の)申込書にサインしてくれた」と
話していた。
毎日新聞 2011年2月10日 2時33分(最終更新 2月10日 2時40分)
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