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会員制温泉リゾートクラブ「岡本倶楽部」を運営する「オー・エム・シー」（東京、破産手続き中）
が不正に預託金を集めていた事件で、警視庁と静岡、兵庫県警などは７日夜、同社の元実質経営者で
元山口組系暴力団組員の大東正博容疑者（５９）ら３人を組織犯罪処罰法違反（組織的詐欺）容疑で
逮捕した。
同社の元幹部ら１３人についても同容疑で逮捕状を取っており、８日にも逮捕する。
同社は約８０００人の会員から総額約３００億円を集めたとされ、同庁などは、一部が暴力団に流れ
た疑いもあるとみて解明を進める。
このほかに逮捕されたのは、同社元役員の山脇一晃（５６）、松永博宣（３７）の両容疑者。
発表によると、大東容疑者らは２００９年９月～１０年５月、「預託金は５年後に全額返金する。
損はさせない」などと元本保証をうたって、岡本倶楽部の会員を募り、会員約８０人から計約３億円を
だまし取った疑いが持たれている。
▼YOMIURI ONLINE（読売新聞） [2011年2月8日01時05分]
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