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asahi.com
2011年2月2日5時34分
岐阜市立岐阜薬科大で2009年度、特定の研究室に贈られた奨学寄付金約1100万円について、この研究室が
公文書にうその記載をするなど不適正な会計処理を繰り返していたことがわかった。前学長の提案で、複数の
研究室が購入した資材を、一つの研究室が買ったように装ったという。市の会計規則に違反した疑いがあり、
大学は内部委員会で調査を始めた。
大学事務局の説明などによると、この寄付金は、岐阜市の医薬品・健康補助食品メーカーから09年度、薬科
学科の男性教授の研究室に贈られた。大学の慣例として計15%が市と大学事務局に入り、残りの1100万円を
この研究室に限って使用できる仕組みだったが、ほかの7研究室の8人にも横流しし、数十万円~数百万円で
試薬などを購入したという。
精算する際、大学名だけを記入した請求書を教授に回し、教授が買ったように装って支出命令書を作成したと
される。
教授は取材に「前学長の提案だった。手続きをよく認識しておらず、研究室が別々に寄付金をもらうより、事務
手続きが簡素化できるメリットがあった」と話した。08年度まで学長だった男性は「当時は疑問を感じなかったが、
疑惑を持たれるような処理だと言われれば、その通りかもしれない」と説明した。
大学事務局は教授から一連の書類を取り寄せて調査を始めており、「書類上、不適正な処理に気付かなかった。
使い方について相談してもらえればよかった」と話した。
(>>2以降に続きます)
2:宇宙三銃士スターボー(110320)φ ★
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大学は10年4月、奨学寄付金などの使途をチェックする委員会を学内に設立した。10年度も同じメーカーから
寄付の申し出があり、09年度分の使途状況を調べたところ、不適正処理が発覚したという。
大学には部局ごとに、不正防止に努めるための責任者がおり、今回の問題にかかわった8研究室のうち3教授が
その責任者を務めている。(青瀬健、広島敦史)
ソース
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