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１日午後３時２０分ごろ、松江市宍道町佐々布のＪＲ山陰線で、鳥取発新山口行き
特急スーパーおき５号が、線路上に放置されていた自転車と衝突した。
乗客乗員約４０人にけがはなかった。
松江署は自転車を置いたとして、往来危険容疑で松江市の高校１年の男子生徒（１６）を逮捕した。
「列車を止めてやろうと思った」と話しているという。
松江署によると、男子生徒は駐在所に駆け込み事故を伝えた第１通報者だった。
事情聴取などで不審な点があり、追及すると容疑を認めた。自転車は市内の駐輪場から盗んだものという。
ＪＲ西日本米子支社によると、運転士が線路上に自転車があるのを見つけ、急ブレーキをかけたが
間に合わなかった。付近は柵などがなく、人が立ち入ることができる場所だった。
列車は約３０分後に運転を再開。特急４本を含む８本が遅れ、乗客約６５０人に影響が出た。
▼共同通信 [2011/02/02 01:02]
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