11/02/01 20:53:01
岩手県宮古市八木沢のJR山田線盆景踏切で2009年10月、乗用車の親子が
列車にはねられて死亡したのは、「遮断機や警報機を設置しなかったJR側の責任」として、
遺族に保険金を支払った日新火災海上保険(東京都千代田区)がJR東日本を相手取り、
保険金の一部3868万円の支払いを求める訴訟を盛岡地裁に起こした。
この事故では、車を運転していた近くの、豊間根節子さん(当時50歳)と同乗の
高校生晃太さん(同17歳)が死亡した。遺族には豊間根さんが入っていた自動車保険の
保険金計9670万円が支払われた。
訴状で同社は、「運転者に過失があったとしても、JRの過失は4割を下回ることはない」と主張。
取材に対し、JR東日本広報部は「当社の主張は法廷の場で述べるので、コメントは差し控えたい」としている。
盆景踏切では、06年にも乗用車と列車の衝突事故が起き、男性1人が死亡。09年の豊間根さん
親子死亡事故後、JRと市が踏切の改善に着手。昨年10月、幅員を2・5メートルから4メートルに広げ、
遮断機や警報機を設置する工事が完成した。
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