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日本国内に限らず、国際的にも穀物を中心とした農産物の価格が上昇し続けている。
3年前の2008年も農産物急騰に疲弊した世界経済が、また関係者の間で懸念されている。
現時点における食料平均価格として、小麦が1トン=300ドル近辺。大豆1トン=500ドル近辺、
トウモロコシ1トン=250ドル近辺。これは2008年度の小麦1トン=400ドル、大豆1トン=600ドル、
トウモロコシ1トン=300ドルといった価格よりも低い基準であるが、国連食糧農業機関(FAO)の
主要食料価格指数はここ半年で30%以上も上昇。これは2008年度を上回るデータとされている。
「原料高騰、消費低迷、経済停滞をぐるぐる回っているような悪循環。近未来、本当に食料争奪戦が
始める前に、なんとか打開策を講じなければならない」と関係者は語っている。食料高騰問題は
環太平洋経済連携協定(TPP)参加問題にも蜜月の関係にあり、今後の的確な対応が望まれる。
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