11/01/05 19:07:00
クーポン共同購入サイト「グルーポン」で購入した粗悪なおせち料理に苦情が殺到した問題で、
新社長に現社長の父親が就任予定であることが5日、同社関係者への取材で分かった。
この問題は、飲食店「バードカフェ」などを運営する外食文化研究所(横浜市)が、定価2万
1000円(税込)の「謹製おせち」を、500人の購入者が集まった時点で1万500円(同)で
販売するというネット通販企画を実施したもの。
予定通り500人が集まったが、購入者の元に料理が届けられたのは指定日の12月31日ではなく、
1月1日~2日と大幅に遅延。しかも、その中身が、事前の広告と大きく食い違っていたことから
大騒動になった。
被害者らがネット掲示板に寄せた被害報告によれば、その粗悪さは「まるで家族全員が食べ終わった
後のよう」なスカスカの中身で、品数も量も大きく減らされていたというのだ。
こうした事態に、同社の水口憲治社長(42)は、サイトなどで辞意を表明。購入者への返金と謝罪のほか、
5000円の商品券の進呈を行うことを明らかにした。また、後任の社長に水口氏の父親をあてる方向で
調整していることも分かった。
5日午後、夕刊フジの取材に応じた父親は、就任予定の事実を認めた上で、「まずは購入者に真摯に
お詫びすることが先決であり、次期社長についてはその後の話。すべての問題が解決し、株主への
説明を終えた時点で正式に発表致します」と話した。
グルーポンに詳しい関係者は「グルーポンの手数料は高く、もともと2万円のものを1万円まで下げて
しまう今回のようなケースだと、人件費や諸経費を含めれば利益はほとんど出ない。始めから企画に
無理があったのでは」と首をかしげる。
岡崎トミ子消費者行政担当相は5日の閣議後会見で「実際にそうであれば景品表示法違反になる」と述べ、
違反事実が明らかになれば厳正に対処する意向を示した。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
実際に届けられたおせちは中身がスカスカだった
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