10/10/04 09:04:52
新潟市はプロ球団の誘致に熱心で、かつて千葉市との関係がギクシャクしたとき、ロッテが移転を検討したことがあった。
巨人が公式戦を行った球場があり、Jリーグのアルビレックス新潟もある。プロスポーツが受け入れられる土壌はある。
9月30日には、01年にTBSが横浜を買収した際の仲介役である巨人の渡辺会長が都内で取材に応じ、
「残念だけどTBSも事情がある。こういう不況ではしょうがない。だけど、(買収先は)だいたいわかっている」と話し、
新潟への移転についても、「球場はいい。新潟というところはいいフランチャイズになるかも」と話した。
買収の際の経緯を見ても、渡辺会長にも身売り話は伝わっているはずだ。
今後は、TBSが145億円で取得した70万株の譲渡金について、住生活グループと協議を進める方針。
11月30日に行われるオーナー会議で株式譲渡が承認されれば、「横浜ベイスターズ」の名前はなくなり、
78年から32年間本拠地を置いた横浜からプロ野球チームが消えることになる。
プロ野球は巨人、阪神以外はすべて赤字といわれている。厳しい経済情勢下、
横浜の身売りが球団売却の引き金を引くことになろう。
▽住生活グループ広報部の話「新聞報道は当社の発表に基づくものではありません。
その件についてお話しできることはありません」
(終わり)