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9月28日、前期豪連邦議会で上院が大陸中国と台湾の関係に関わる動議を通過したことで、章均賽
駐豪中国大使が連邦議会上院に警告していたことが明らかにされた。動議は2010年6月に提出された
もので、内容は、「直航航空路線、海運、郵便、食品安全、金融業務、通信などについて、中国と
台湾の間で二国間協定が結ばれたことを歓迎する」というものだった。動議は、「中国と台湾の関係
を引き続き改善することで双方の社会の長期的和解に結びつき、アジア太平洋地域の安定と安全保障
に貢献するだろう」として、両国間が対話を続け、台湾が国際的な会議にも出席できるように協力
すべきだ」としている。
しかし、この動議可決が中国政府を怒らせた。章大使が連邦議会上院ジョン・ホッグ議長宛に書簡
を送り、「このような決議はまことに残念なことである。オーストラリアの上院が、中国内政問題で
ある台湾に関する決議を行い、意見を述べることは明らかに不適切である。もし、中国の全国人民
代表大会が、オーストラリアの州、準州と連邦の関係について意見を述べたり、決議すれば、オースト
ラリア側は受け付けないであろう」と述べている。章大使は、決議文に、「両国間協定」の語句がある
ことにことさら不快感を表明しており、「世界に中国はただ一つ。大陸(Mainland)も中国(China)も
唯一同一の中国(China)に属している。海峡を挟んだ双方の関係がどう変わろうと、中国政府が一つの
中国という原則を堅持し、『台湾独立』に反対することに変わりはないし、今後も変わることはない」
としている。
また、中国-台湾問題については、「中国政府は政治問題よりも経済問題を優先させる。難しい問題
よりも易しい問題を先に解決する。政治、軍事、国家安全保障の問題を避けるつもりはないが、適当な
時期が来れば一つ一つ解決する」としている。しかし、北京政府の意向がどうであれ、台湾政府は、
連邦議会上院の決議を歓迎し、楊進添外相は、「台湾が世界の会議に参加すべきだという声が高まり
つつある。オーストラリアがその声に呼応したことは喜ばしいことだ。また、我が国の統治権、民主
主義、自由を堅持しつつ、北京と経済、貿易の関係を正常化することは当政府の最優先課題だ」と
語っている。(AAP)
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