10/09/09 22:12:58
【浮上せよ日本経済】(4)
「そろそろ加速しようじゃないか」
ソニーの業務執行役員、藤田州孝(くにたか)がこう語りかけると、居合わせた人事担当者の表情はパっと明るくなった。
来年度の外国人採用を拡大することを意味していた。
採用抑制が続いた同社にとって、「加速」は我慢からの解放でもあった。「これからが本番だ」。ひとりがつぶやいた。
まず、東京の本社による中国人技術者の採用を平成23年度から再開する。
ベトナム、インドネシアの新卒技術者も採用する方針で、10月にも担当者が現地に出向く。
採用のめどがつけば具体的な活動に踏み切る。
苦戦も予想される。成長著しいアジアの優秀な人材は、世界中からお呼びがかかる。
争奪戦は激しく、特に中国での採用中断が2年も続けばその企業は競争から脱落するといわれる。
「採用凍結が影響しないとはいえない」。人材開発部統括部長の岸本治は焦りを隠しきれない。
だが岩井証券イワイ・リサーチセンター長の有沢正一は
「焦る必要はない。外国人労働力の採用機運が高まれば、日本の成長基盤固めにもつながる」と期待する。
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