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◆「国は金持ちでも大衆は貧乏」 中国調査78%が「われわれは途上国」
【上海=河崎真澄】世界第2位の経済大国に王手をかけた中国が、逆に発展途上国の立場を強調し始め
ている。経済規模に見合う大国の責任を負うよう求める国際世論の高まりや、国内の格差拡大による社
会不安増大を警戒したためだ。
共産党機関紙、人民日報系の国際情報紙、環球時報は国内調査として、中国の総合国力をどうみる
か、との報告をまとめた。それによると「発展途上国」との回答が78%と圧倒的で、先進国
(6%)、先進国に近い(12%)との見方を大きく上回った。国際的地位については「二流国家」と
の回答が44%で「一流国家」の36%を8ポイントも上回った。
世界2位の経済大国になる可能性について、「それでも家や車は簡単には買えない」「国は金持ちで
も大衆は今も貧乏だ」といった不満がむしろ募る。同紙の調査は、あえて世界2位の経済力への庶民
の“違和感”を強調することで、格差拡大に対する社会不安を引き起こさぬよう自国民を牽(けん)制
(せい)したとも受け止められる。
世界銀行によると、昨年の中国の1人当たりGDPは3687ドルと日本の10分の1以下にとどま
る。都市部と取り残された内陸部との格差は広がる一方だ。
ソース:産経ニュース(産経新聞) 2010/08/16 22:45
URLリンク(sankei.jp.msn.com)