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最果て
2011/02/19 07:27
いきなり北海道にいた。
見知らぬ人たちに俺は安堵の笑みを浮かべながら
今では何の役にもたたない一枚のプロフィールを見せながら
自慢げに東京での生活を説明している。
こんなことしたら田舎は興奮状態。
一躍、ヒーロー扱いだ。
「でも、もう東京には戻らないよ。旭川で生きていくから。」
「ちょっとこっち来なってば!」いきなり帰郷宣言を放った俺を母が台所に呼び付け、
泣きながら抱きしめてきた。
「よく頑張ったねえ。辛かったねえ」
そんなんされたら俺も泣いてしまうじゃん。
もちろん泣いたけど。
とここで目が覚めた。
なんだ?今朝見たこの夢。
帰郷の夢なんて初めて見たよ。
マジ理由がわからん!
でも、考えさせられたかも。
「夢を叶える街」での生活が終って、沢山の人たちにとって俺が「終わった」のに、母にとっても、旭川のみんなにとっても、「俺がいる生活」が「始まって」いる。
当たり前だけど、意識してなかったこと。
「どこへ行っても何をしていても人は終わらない。」
昨日は仕事帰りに久しぶりに「北裏」の地名を見て「私、脱いでも凄いんです。」で一躍時の人になった女優「北浦共笑」さんを思い出した。好きだったなぁ。終わっちゃったのかなぁ。
なんて思った。
マイミクさんが立て続けにmixiを退会して、「終わっちゃう」なんて思ったり。
誰も終わるはずがないのに。
北海道を東京の人は「さいはて」と言うけど。
俺が東京に来るまでは、世界の中心だったし、心の中心だった。
そう考えると、世界中、どんな場所にもどんな人の心にも最果てなんてないような気がしてきた。
「最果て」2011.2.19