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従来の認知療法は、思考の「内容」を修正しようとしているように見えるけれども、
クライアントにネガティブな思考や感情を客観視させることにより、「距離を置くこと(distancing)」や「脱中心化」をはかり、
クライアントとネガティブな思考や感情との「関係性」を変化させようとしていた一面もあった。
マインドフルネス認知療法(MBCT)は、その「関係性の変化」に焦点をしぼり、瞑想や作務などの方法により、
クライアントにネガティブな思考や感情を客観視させて、そんな思考や感情からのとらわれから解放しようとする方法。
「自分の思いが単なる思いにすぎないこと、そして、それは、『あなた自身』でもなければ、『現実』でもない、
ということがわかれば、とても解放された感じになるはずです」というのが目的。