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『毒になる親』(単行本)スーザン・フォワード著、玉置悟訳、毎日新聞社、1999年
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『毒になる親 ― 一生苦しむ子供』(文庫)講談社、2001年
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※文庫版では、単行本のうち「十四章 セラピーの実際」がカットされている。
『不幸にする親 ― 人生を奪われる子ども』(単行本)ダン・ニューハース著、玉置悟訳、講談社、2008年
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確かに君の親は『毒になる親』かもね。
でも少し振り返って自分を見つめ直して欲しい。
被害者面して振舞うのって楽しい? 楽ではあるけど楽しくはないよね?
我慢するのって立派なこと? 一歩も前に進んでないよね?
不満不平をたれ流して、それで何かが少しでも解決した? その場しのぎにすぎないよね?
見て見ぬ振りをして、嫉んで、愚痴って、同情して……それで満足?
ねだるんじゃなくて勝ち取るんだ。
「毒親を持つあなたは世界で一番不幸でかわいそうな優しい人間ですね。すべての人間はあなたを救うべきだ」もしかしてそう言われたいの?
ちがうでしょ?そもそも、そんな奴を誰も助けたいなんて思わないしね。
それに君だっていつまでもアイ・ミー・マインじゃ駄目だと本当は気付いてる。そうでしょ?
だから今度はきっと君の番なんだ。
優しさは自分のためにあるものじゃないってのは『毒になる親』を持つ君達こそ知っているはずだよ。
その優しさは誰かのために使おう。
君の優しさは君の友達や恋人や子供、その他もろもろの愛すべき人。彼らのためにあるはずだから。
親なんてもう関係ないよ。
前に進もう。
人は誰だって変われるんだ。ほんのちょっとしたきっかけでも変われるんだ。
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