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NHK 追跡!A to Z 2011年3月5日放送
広がる “新しい心の病” ~混乱する精神科医療~
今、救命救急センターである異変が起きている。
睡眠薬や抗うつ薬など医師から処方される向精神薬を大量服薬=オーバードーズして搬送され
る患者が急増しているのだ。
北里大学病院の救命救急センター(神奈川県)のオーバードーズの患者はこの5年で倍増した。
次々と運び込まれる患者から明らかとなるのは一度に10種類以上の向精神薬を処方したり、
不眠やうつの症状が改善しないため、薬の量を増やさざるを得ないという大量処方の実態だ。
さらに大量処方の背景として浮かび上がってきたのは、従来のうつ病の枠組みには収まらない、
新しいタイプの“心の病”の増加だ。
こうした新しい心の病は「現代型うつ」とも呼ばれ、治療法が確立しておらず、従来の薬物療法が
効きにくいとされる。
そのため、精神科医たちは、試行錯誤しながら様々な薬を処方したり、臨床心理士を雇って心理
的ケアに取り組むなど、新たな対応を迫られている。
一体、精神科医療の現場で何が起きているのか?
北里大学の救命救急センターに搬送される患者と精神科クリニックへの取材を通して、広がりを
見せる「現代型うつ」の知られざる実態そして、その対応に苦悩する医療現場を徹底追跡する。