11/02/06 07:07:32 nnWXIPPH
パニック障害の元は『小さな不安です』その小さな不安を『心の奥底で受け取ろうとしない考え方』があります。
人間の自我意識は『もう一つの意識』から絶えず生きる為に必要な情報を貰って、その情報を『言葉に翻訳して』感情を沸かせています。
恐怖症などの場合には『送られてくる情報を』受け取ろうとしない事から、再度同じ情報は送られています。又受け取ろうとしない事で、その情報は段々と大きくなってきます。
ある段階を過ぎた場合から、今現実に『恐怖の実態が無い』時でも不安や恐怖感を抱いてしまいます。この段階から『妄想として苦しむ事』になります。
元は小さな不安が、受け取ろうとしない事から、今度はその不安を拡大して送って来ます。その不安を拡大したものが、恐怖と云う訳です。
現実に目の前に不安の実態が有る時にだけ不安を感じた場合が『健常者』です。目の前の現実と息子さんの頭の中の現実に違いが存在しています。無いもの(不安)に反応している事を意味しています。
湧き上がる感情をそのまま受け取る、或は、湧き上がった感情に右往左往しない人間性が培われた段階で治ったと云う言い方になります。
この事は、心を病む場合でも、神経症の場合でも、自律神経失調症でも、全てに付いて言える事です。『心(意識)を何処にも固定させない事』『流れる心』と云う意味が分かる時に解消します。その場合『意識してするする事』 VS『意識しないでする事』の違いが分かります。
『意識する自分』VS『無意識の自分』が争っている事が『心の矛盾』の正体です。この二つの意識が手を取った時、強迫観念や、心の争いは解消します。
意識しないで生きてゆく時、その者は、『心の奥底からの抗議をやめると云う意味です』心の違和感が全て解消すると云う意味になります。