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小学生の頃バブル崩壊
田舎の小さな中小企業やってた家は大打撃だった
中学の頃借金返済完了 高校入学直前に父親が家族を乗せた車で事故
相手はタクシー運転手で「恐怖で仕事が出来なくなった」とゆすられ続けた
当時保険は解約してしまっていたし何よりもうちの家族は馬鹿で無知だった
ただ無知だった
自分はギプス姿で入学式 付いたあだ名はギプスちゃん
だが無理して入った有数の進学校だったけど途端に立ち行かなくなる
タクシーの運転手に金を払い続け食べ物がなくなっても借金してまで払った
払った金額は総額2000万だった
バイトをして自分の学費や教材を払う生活だった
それでも父親はヘラヘラと金をせびりにバイト先にキャッシュカードをとりに来た
泣きながら渡した 渡すしかなかった
とうとう食べるものもなくなってきた
白米に味噌汁用の味噌をそのままなめて食べるという生活が続いた
数ヵ月後とうとう白米すらなくなってきた頃だ
兄がバイトしていたマクドナルドで人生最大の最悪の最低のアイデアを提案する
ゴミだ
マクドナルドが廃棄するゴミ
それを家族で車で回収するんだ
その中から食べられる形をしているものを探して家族で夢中でむさぼりくった
そこに尊厳だとか人間だとかは無かった
野良猫や野良犬と同じだ
ただ生きる為に食べた 食べるしか無かった
尊厳が揺らいだ 上手く言えないけどどうしようもない気持ちでいっぱいだった